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神主なのに経験。伯母を新興宗教から抜け出した経験

仏教系の新興宗教です。押し入れ開けたら、仏像。

私には、父方数人の叔母が、おります。その中の1人。もう90歳近い。

その息子。いわゆる いとこに、相談があると言われ、私は呼び出された。伯母は私が高校生の時から何かやってるなーとは思いつつ、その時は、新興宗教と言う言葉も、意味も分からず、しかし、一度連れて行かれた事もあり、悪い所とは感じない、なんかの集まりのよう印象。

今考えると、なぜに連れて行かれたのかは、きっと 連れていく人数がたりなく人数合わせなんだなーーと この歳になってはわかるが、その時はわかるはずもなく。

さて、伯母は小学校の教師を、していて 早くに 旦那さんを亡くされ。私にとっては叔父になる。その叔父のお墓参りに行ったとき、入り口で話しかけられたのが、全ての始まりだった。って!なんでお寺の入り口で勧誘されるのか。意味不明だが、気持ちは下がっていてその時優しく声をかけられ、話をされ、更に話を聞いてもらったら、誰でもこの人良い人!って思う。わたしもきっとそのような 内容なら、誰も居なかったらそう思ってしまうから、責める事もできない。

ここからが、大金を使う物語。

まず、名前は言えないが、なんとか教会。ニュースにもなった事もあり、韓国でかなりの人数の結婚式をした内容の所。芸能人も行ってうわさになったあの場所に、伯母はいた。嘘でしょ!って言ってしまったが、叔父の写真を持って、白いウエディングの格好をして、韓国のドームのような場所で なんかをしていた。

かなりバブルの時代だったかもしれないし、世の中はおかしくなっていた。有名なところでは、壺。壺を買う。そこに 水子の供養をする。普通の精神なら

なんだそれ!と思えるが、もう 何も考えられないマインドコントロールされていたら購入してしまう。韓国行くお金。そこでの合同結婚式のお金。そして壺を、買う。更に、胸につける何かと、ネックレス、指輪、装飾品も含まれるのに、お金をつぎ込む。そこで出会った仲間から、さらに勧誘され、仏教では一番大きな宗教にまで入ってしまい。先祖の供養まで始まってしまった。

二番目の宗教なのである。一つでいいのではないかと 今では思うがそこに信じる心もぐちゃぐちゃになっていたのであろう。

ここまで全て、家族親族には内緒の事。わたしが いとこに呼ばれるまで、何も知らなかった。どうやら、宗教に入っているらしい。が、もうどうしていいかわからないし、高齢になりそのまま逝かれたら困ると相談された。

それを言われた時、高校の時連れて行かれたのは、そーゆー事かと点と点が繋がった。その時はもうすでに、ご相談の方の中でも、この新興宗教問題は何人もいて、色々な宗教を、知っていた時だった。オウムの事件もあった後だったので、かなり敏感にはなっていた。

さて、伯母の家に遊びにいくという約束をした。いとこ共時間を合わせて 乗り込んだ。ドラマを日々観ている私は、捜査官のような刑事の気持ちにスイッチ入っていた。それと持ち前の感をここで使わないでどーすると、思い、睨んで行った。それこそ、白い手袋でも持っていけば良かったと思うくらい。

一人暮らしの伯母の家はすぐそば。夕方乗り込んだ。こんばんわ〜。

久しぶりだね〜。と言われても私はもう、捜査官。 目指すは新興宗教の各自な名前と、物品押収。

そこにいとこも登場。実の息子がいる時なら何も言えない。さて、話はわたしが切り出した。

おばさん!宗教何入ってる?いくつ入っている?

そうすると、もう バレたと思うのか 話始めた。答えは三つ。     三つ?入ってるの?はい?そんなに?  で、どーするの?今後。    というか、なんか買ったよね。それ出して! 何買ったの?まさか、壺とか買ってないよね。

買ったよ。

ちーーーん。マジか。  どこにあるの?あっち行っていい?と確認して、和室の部屋に行くが 綺麗に整理され 何も置いてない。そりゃそうだ、みられたらやばい代物。ん?なんかここ怪しいぞ!と 階段下の物入れがすごく気になり、ここ開けていい?と聞き開けたらなんと!

ピンクのローズクオーツの多宝塔がドーーンとある。高さ一メートルくらいある。三段の多宝塔。

なんだい!これ!げ!こんなの買ったの?これいくら?         二千万円!

えーーーーーーーーーーーーーー。ここに住めるじゃん!はあ?この石で出来てるのが?売値?はぁ?そんな時、後ろの押し入れも気になった。もう、警察犬レベルにわかってきた。そこを開けると、木箱があり。これは!もしや!紐を解いて開けてみると、白い壺が入っていた。

これなに?  これはね。水子がかよされているかこの スジでわかるんだよ。 はい?これ出来損ないのただの白い壺じゃん!どこに出るの?   この汚れた奴?はい?

これは、出るんだよ。と言い張る伯母に、 いい?これは売れない壺。! 汚れこれ!水子なんか供養できないの!おかしいでしょ!で、いくら?  

200万円くらいかな〜  えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もうこの時は怒りが出てきて、ほかにないの?ここまでくると、だいたい仏像売りつけるはずだから。

あるよ。

ちーーーーーーーーーーーん。涙。                  どこ!!!!にあるー!!!!!もう 呆れてしまい、怒り狂っていた自分。押し入れの反対の襖を開けると、ジャジャンーっと 仏像が、置いてあった。 これ!いくら!したの!  んー1000万円かそれより少ないかな。  はあ? あなたはバカですか?と 思わずいうのをこらえ。全てを和室の部屋に出した。又引き出しも気になり開けると、そこには石でてきたネックレス等々。20年くらいでためたであろう、ネックレスと言っても何の価値もないものが次々と出てきた。  鑑定団のように出された総額は

ざっと、3000万円を超えていた。

そこで私は一つ一つ説明した。なんで、買ったのに押し入れなどに入れてあるのかと聞くと。分かるとうるさいからと言った。では、おかしいと自覚はあるのか。又ここまでお金を使って買った物を 押し入れに入れてそのままでいるのはおかしくないか。実際住めるであろう金額で買ったこの多宝塔を、自分がなくなだた時どうするのか。残された者の気持ちはわからないのか。

息子はやめて欲しいと言っていること。何をやって、何を買ってもいいが、仏像など残されたものはさどーする。と良く話。物は処分する事になったが、世の中どこがこんなものを引き取るのか。ない。

という事で、ここから脱会の戦いが始まったのと物品をどーにかする事が始まった。ご相談にてかなりの頭には知識があったので、何となく分かる脱会のあの恐ろしさ。入るのは簡単だが、抜けるのは大変と聞いていたからである。本人が手続きできれば良いのだが、この場なのにもかかわらずまだ、世間体を気にする。そこで知り合った人に悪く思われたくない と保守的な考えになる。これが勧誘されて行ってしまう問題の心である。いい人とみられたい。支部がありそこでの関係。買い物などで会った時など困るし、コミュニティはもはや、宗教があってできていた。

では、その人を通さず、直にわたしが代理人でやる事になった。いわゆる伯母は高齢で病気になったという言い訳にしようと話はまとまった。

そこで早速電話をするも、留守番電話 もしくは 電話番だと言い張る者が出てくる。だからわからないの回答。 わからない人がそこに居て電話出てていいんですか?電話番って答える所じゃないのかと詰め寄った。

すると、本部の電話番号を、教えてくれた。くれたのではなく責任を回しただけだが、そこに電話した。さすが本部、とりあえず答えられる者が次々と電話を代わり、最後にラスボスが出てきた。

こちらの目的は仏像返し、多宝塔返し。壺返し。それと脱会。それだけだった。お金の返還は一切しない。そこまで行くと莫大な弁護士費用がかかり、結果疲れてしまうだけである。それはしたくはなかったので、一切お金は返金求めない。どこも引き取る事できないので、送って良いかと聞いた。渋っていたが、状態は大変良い事、出してない事。だったら、又それをちがう人にうれるのではないか。2000万円もするのだから とイヤミを入れつつ交渉をしたい。

数回の対応をしながら 詰め寄り結果 送る事を、承諾された。又高齢で話しもできなくなったので脱会手続きをしてほしいと伝えた。更に脱会したと言う証明書を送って欲しいと頼んだ。それをしない場合は、高齢に高い物を売りつけた霊感商法で訴えますと はなした。

あまり、波が立てないのが 交渉には良い。そして必ず敬語でゆっくり話す。しかしマトを得て話さないと訳が分からなくなる。着地点をちゃんと持って話す事がコツである。

最後に自分は神主だと話した。すると態度は変わり 送って欲しいとより一層なった。それにて交渉成立。これを三つの新興宗教に電話を、して

本当の本部の電話番号を、聞き出し同じことをした。あまり揉めたくないので、お互い騒がす 穏便にこのものがたり終わりにしないかと提案を、した。

そして、宅急便へ電話番号をして単身引っ越しバックを、申し込み来てもらった。お兄さんは苦笑していたので、すいませんね。こんなので。と 丁寧に梱包していたお兄さんに伝えた。何もおきませんから安心してください。と伝えて 単身引越しパックで、各買った所の本部に送りつけた。

そして、押し入れ、和室、家、敷地全てお祓いの儀式をした。全て祓った。

20年に渡る 伯母の新興宗教物語はおわった。未だ90近くだが元気にしている。人の悲しみ、弱さに漬け込む そしてお金があると思うと、高額を売りつけるそんな 所はこころの底から嫌いになった。

人を勧誘し、誰かを連れて行くシステム。一人でやるならどーでもいい。それでこころが穏やかになるなら、一人でやっててくれればいい。何か買っても自分の責任だが、仏像などは 困る。 それも一メートルくらいある物はかなり困る。重い。亡くなって残された者の気持ちもわからない。仏像などは代々祀らないととなったら大変な事だった。孫の代になったら 何がなんだか分からなくなり、触った怖い物になりどーしていいか、どっからきたのかわけわからない物になる。

人を入れ、名前を書かせて入信させお金を毎月取る これもわたしは嫌いである。たしかにお寺もそうかもしれない。管理費と称して年会費を必ずとっている。もうそこに墓地は買ってあるのに。お金を払ってあるのに。土地に税金はかかってないのに。管理費を撮る。勝手に供養と言って塔婆代をとる。供養と言う言葉は日本人は弱い。大切な家族の事なら 確かにおかしいとも思わず払う。新興宗教と似ていると思う。がそれで納得してしているなら仕方ない。

なにかの因縁と言われたら 弱い日本人                先祖供養と言われると弱い日本人                   私は因縁と言ってお金を取るところは大嫌いである。人を勧誘させてマインドコントロールをするのも嫌いである。生活のツールまでもコミュニティを限られたグループの中に置かれる事も嫌いである。でもそれは、日本人の信仰の自由がある。

だから  誰にも迷惑かけずに 一人で楽しめばいい 誰にも迷惑かけずに一人で やっていればいい。

しかし、子供達も生活をしている。そのお金があったら子供達 更に孫に使えたかもしれない。遺族年金や退職金などを全て使い 結果 それだけの人生だったのかもしれない。が それが本当のしあわせなのか。      

それはその人自身の物語、物差しで、決まると思うが  

わたしは いつも 尻拭い屋である。

身内の 新興宗教からの 抜けさせる物語。

何してるんだろうと思う。  が、結構体験できない電話の戦い。ご相談に役立つ学びである。と諦めるしかない。

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