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神主の子供のころの自分。おかしい奴の始まり。小さいおじさんとの物語。

木は話、草も話すと思っていた。

小さいおじさんとの物語。

12月24日 未熟児で生まれた。小さな女の子。何故にクリスマスイブ。そこはこれからクリスマスイブの悲劇へとの始まり。この悲劇はそのうち出てくる。

さてここからは自分とはとらえず、この小さな女の子のものがたりとする。名前をKとしたい。

kは、小さいながらすくすくと育つ。がハイハイしている時からの覚えがある。家にて近所の人が仕事にきていたので。日々賑やかな家だった。ハイハイを、してその場所に行こうとする。そこには三段の階段を、降りて、土間にあたる仕事場にいける。その階段を、降りる時はものすごく斜面と段差に気をつけて、後ろ向きに降りて行った。すると大人達はびっくりして、いた所に戻される。少しすると又、階段を、後ろ向きで降りる、捕まえられ戻される。そこに、泣くわけでもなく、何度も何も言わずにひたすら降りる。

ある時、兄と遊んでいた時、こちらはハイハイ、兄は走って遊んでいる。そこにはタンスや鏡台が置いてあった。 その時その鏡台が倒れてくる!と察する。 何度も言うがハイハイ期。兄の上に鏡台が倒れる所に寄り、自ら兄を助ける。兄は無傷。倒れてきた鏡台の鏡が右鼻上に刺さり、鼻の所に今でも傷がある。泣くこともなく、大人達が大騒ぎしているのをみていた。

だが、医者にも連れて行かれず、そのまま。傷は何かをつけられテープを貼られたくらいだった。これは一歳くらいの物語。

寝ているとき、ぼーっと障子をみている。何もすることもなく、障子を、みるしかない。するとその障子が ぼょーんと、膨らんで来るように見える。障子は伸びる物だと 小学生いっぱいまでそーゆー物だと思っていた。誰にも言わずに、ひたすら自分だけの世界観。

その当時、一人で外で土を掘りひたすら遊んでいる時、必ずおじいさんが側にいた。いわゆる祖父と思われる人。近くに見守ってくれているといつも安心していた。変な話だが、トイレの仕方も教えてもらった。昔のトイレは今のように椅子タイプではないので、それをジェスチャーで教えてもらった。

だがしかし、これはいずれ高校生になった時母にその話をしてみた。いないよ 働いてたからおじいちゃんは。と言われた。良く写真をみると、ひいおじいさんの顔に見覚えがあり、違うよ!こっちのおじいさん!と話すと、 え!その人もうその時いないよ。 えーーーーー。

しかしわたしの家族は誰も 驚く事もさず、勘違いじゃない?何変な事言ってないで、お風呂入っちゃいな!的に 誰も相手にしてくれなかった。ちーーーーーん。放置である。

わたしの幼い時は、スーパーカー消しゴムが流行った。兄がいたので、兄の真似をして沢山集めた。スーパーの駐車場にスーパーカーが来る!と広告に乗ると見に行った。ドアが上に上がり置いてある。うわーーってなっていた。今は、全く見てもならない。あの感情は何だったんだろうか。

便乗してスーパーカー消しゴムを、集めた。兄よりいい物は持たされず要らない物だけ回ってくるシステム。それでも大事に瓶にいれ宝物にしていた。ひとつだけ。赤いランボルギーニの消しゴムをもらった。一番の宝物だった。学校から帰ると、何と瓶の上に、赤いランボルギーニが乗っている。

ん?なんで?とランドセルも下さずそのままじーーーっと目をこらすと、そのランボルギーニの車の上に、小さなおじさんが足を組んで座っていた。

確実目はあっている。じーーーーーっと見て おじさんがいる。そして ニヤリと笑っているように見えた時、あ、取られる!と察した。時は遅く、抱えて逃げらた。

その日を栄に じーっと目をこらしてみると 小さいおじさんが見えるようになったが、心は 小さいおじさんに ランボルギーニを取られた怒りは半端なく、いつか刺してやろうと思っていた。 タンスの引き出しを開けた時、おじさんは寝ていた。びっくりして その引き出しを思い切り閉めて 殺そうとしたが、開けてみるといなくなっていた。

座布団の下をめくると おじさんはいる。なので上に座布団をのせ、思い切りジャンプで座る。潰そうとしたが、めくると居ない。

振り返るといたりした。その時は、新聞紙をくるくる細〜く丸め、剣を作り、串刺しにしようと追いかけるが、机の下などに入りすぐに逃げらる。そんなバカな行動をしていても、親は何も見ていないので、何も言わない。ピアノの練習さえしていれば後は何も言わない。

外に遊びに行くと、田んぼと畑。特に稲刈りの後の田んぼ、面白い。稲を刈った後の稲の根元は大根みたいにまるーく 沢山あるを根元をぴょんぴょん潰して歩く。ひたすら潰して歩く。それも人の家の田んぼである。誰も何も言わない。見てないのであるし、誰も居ないのである。その稲の元は踏むと、グエ!っと声をだす。聞こえるのである。

更に木の葉っぱを獲ると、うえー!と言ったり ぎゃー!っと言ったり

それが聴こえて面白く、夕方まで一人でずーっと木をとり、草をむしり、潰して、ウエ!ぎゃー!と騒いでいるのを ひたすらやっている。これはもう、医者に行くレベルだと思うが、誰にも言わず、まして親は忙しく、今日何をした?など一切聞かずに、祖父母の庭で遊んでいたとしか思わなかった。

家に帰ると、そこには小さなおじさんとの戦いが待っている。鉛筆やクレヨン、消しゴムなど持って行かれ、無くなってしまう。クーピーなどは、昔のアイドル。色鉛筆より 目が輝く代物だった。24色36色、一本でもかけたらショックになるのを、一本抱えて持っていく。もう殺意しかなかった。

そんなこんなで、小学生も終わり、中学生へ。え!それまでやってたの?

はい。一人でずっと。後は漫画を読むくらいしかやっておらず、土や葉っぱ、木、それからピアノと漫画 これで十分 満足行く人生だった。遊ぶ時は一人であり、一人ではない。声も聞こえ生きているとばかり思っていた。確かに植物は生きているが、声を出す物だとばかり思っていた。家の中はには、小さなおじさんが床下に住んでいると思っていた。真剣に思っていた。

この話は、10年ほど前に、芸術学部の大学で学生さんに授業の中でお話させてもらった。この人やばい?と言う目で見られているようだった。

さて中学生になり、大人になったら何なる?と同級生と話している時、自分は小人になって床下に住む と話したら 周りが凍ったのを感じた。

この時悟った。ん?違うの?みんなの家にいないの?

それから、言葉をにごし、ピアノの先生になる。と話した。本当は悪いやつを捕まえる刑事にも興味があった。結局どっちもなっていない。小さい時小さいおじさんのおかげで、色鉛筆やクーピー、絵の具など文具に興味があり結局美術を学べる学科へ行った。結局 美術が好きではなく、文具が好きだった。それだけ。コクヨに就職できデザインできたら 毎日ハッピーだったのかもしれない。

中学になり、部活も始まり、漫画の趣味も代わり、音楽を、聴くのも洋楽になり、興味が変わり おじさんは現れなくなった。木も葉っぱの声も聴こえなくなった。 田んぼで踏んでみても何もなかった。おたまじゃくしの 集団に思い切り石を投げ、おたまじゃくしをびっくりさせても声が聴こえなくなった。

近くにおじいさんも現れなくなり、中学三年間は何も感じなくなった。この時から不思議にチョコレートを一切口にしなくなった。身体は拒否をし、チョコが入った物だったら 手を出さない。中学三年間 一粒もチョコレートを食べなかった。それからもあまり 手を出さなくなった。

さて高校に入ってからは、この可愛らしい いや、意地悪な変な女の子は変わり、ホラー編になってくる。

それはまた次のお話。

ありがとうございました。

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